紙漉きと和帖づくり体験①

10月半ばから11月の頭にかけて、以前工房を見学させていただいた

紙漉処柚庵で紙漉きと、漉いた和紙を使っての

和帖づくりという、とても贅沢な体験をしてまいりました。

紙漉処柚庵さんが漉かれる和紙は、

私が手漉き和紙に惹かれた原点のような和紙。

ほんとうに自然で温もりのある風合いが大好きです(*vv*)

薬剤を一切使用されていないので

体験していてもとても心地よいものでした。

薬剤で漂白されていない、自然なままの白色は

生成り色というのでしょうか?

自然の営みが想像できるような気がします^^

体験ですから、実際の工程のほんの一部分ではありますが

手漉き和紙ができるまでに

相当な労力と時間がかかるものだとあらためて感じました!

また後日になりますが、工程のほんの一端と

胡桃の葉で染めた和紙を使っての和帖づくりの様子も

徐々にご紹介したいと思います^^

ほんとうに楽しい体験でした^^

 

手漉き和紙の箱

折損じや切れ端の手漉き和紙を使って

手漉き和紙ならではの、

ぬくもりや、あたたかさが伝わる入れ物が作れないものかと

お蚕を包む繭玉をイメージして作ってみました^^

「包む」という漢字は、

「人が子を身ごもっているさまにかたどる」

象形からきているそうです。

訓読みでは、「くるむ」とも読めて

すぐに、産まれた赤ちゃんを大切に包む

「おくるみ」が思い出されました^^

私も若いころ、元気な子が産まれてきますように…と

想いをこめておくるみを編んだものです^^

こちらの箱は、まだ途中ではありますが

(最後にもう一度厚みを見て和紙を張り付けます)。

水引で結んでみますと、

包装紙の原形ともいわれる折形にも見えてきました^^

「包む」という行為が

相手を想うあたたかな心と繋がっているように感じて

あらためて、日本の「包む」文化を

大切に残しておきたいと思いました^^

 

トロロアオイの花

6月初めに種を蒔いたトロロアオイの花が

9月半ばごろから花芽ができはじめ、

本日、初めて花を摘み食べてみました^0^

 

さっと茹でて、ミョウガ、きゅうり、三つ葉と

昆布出汁で和えてみました。

私は生の花びらのほうが、甘くて美味しく感じました^^

生のままサラダにしても美味しいとのことですので

次回はサラダで頂いてみます^^

手漉き和紙には、このトロロアオイの根っこがネリに使われるとのことで

花芽が出たら摘み取る作業をされるそうです^^

手漉き和紙工房見学

お気に入りの手漉き和紙を作っておられる

手漉き和紙職人さんの工房

『紙漉処柚庵』さんを見学させていただいて来ました^^

手漉き和紙体験は冬場が適しているそうなのですが

葉書サイズの体験を用意していてくださっていました^^

※ 見学したときの写真をInstagramに

アップしましたのでご覧ください^^ wagokoro.sachi

手漉き和紙の原料、楮は、

一年目の若い枝のみ使用するのだそうです。

楮が芽吹き3mくらいになるまでに、

横枝が伸びないよう芽かきをするのは、これからの暑い最中!

雑草を刈り取る作業もありますし、

ほんとうに大変な作業です…。

そして、さらに…

①原料(楮)の刈り取り ②蒸す。③皮剥ぎ ④煮る

⑤黒皮をけずる ⑥白くさらす ⑦ごみを取る ⑧叩く

ここまでの準備があって、

やっと紙漉きへの工程に入るのですね。

⑨紙漉き ⑩絞る ⑪乾燥

この作業が一年をかけて行われています。

製品に仕上がるまでには、

ほんとうに多くの時間がかかっています。

紙漉処柚庵さんでは、

刈り取りからの工程をお一人でされています。

すべての工程において、

自然な状態をとても大切にしておられ、

苛性ソーダなどの薬品は一切使わない、という姿勢を

ずっと守っておられます。

心から、大切にしたいと思いました(*vv*)

トロロアオイ

昨年、手漉き和紙の町、小川町にある

埼玉伝統工芸会館さんへ行ったときに

店頭で頂いたトロロアオイの種から芽が出ました^^

トロロアオイは、手漉き和紙を作るときに

ねりの役目をするのだそうです(根っこにある粘りの成分で)。

花はオクラの花のように、透き通った黄色い花が咲きます^^

手漉き和紙ができあがるまでには

ほんとにたくさんの工程があるようですが

トロロアオイ栽培もその一つ。

和紙を作るにはまったく足りないかもしれませんが

ほんの少しだけ、参加しているような気持ちになりました。

しっかり育ってくれるように見守ろうと思います^^

手漉き和紙に感謝をこめて

2月9日の姫コラソンへの準備の時のことになりますが

物販用にと、ポチ包みを作りました。

丁度そのころ、同時にいろいろいな事が重なり

和紙を買いに行く時間はなく

手元にある和紙を使っての作業となりました。

どうしようかと迷っているときに

書道教室の先生とお仲間からいただいたお土産、土佐和紙と、

埼玉伝統工芸会館で買い求めた、手漉き和紙の端紙セットからの和紙が

外包みと内包み、それと「におい」の部分に

面白いようにピタッと丁度よい具合になりました。

手にする材料の、そこに至るまでのことを想うと、

贈る相手のことと同じくらい

材料を作る職人さん、その材料を取り揃えてくれる方々

そういったたくさんのことが背景に見えてくるものだと

あらためて感じました。

何かを作るときは、材料が手元に至るまでの経過を

常に敬意と感謝とともに、忘れずにいたいと思います。