ひな祭りに ~おままごとの気持ちを楽しんで♪

五節供の一つの上巳に

子供の健康と成長を願い行われるひな祭り。

古くは雛遊びといって、小さい子が土人形を並べ、

鍋や鎌などの台所で使う小さなものを使って遊ぶ

ままごとのようなもので、一般には、紙や土の人形で、

木の葉や蛤の殻が使われていたようです。

今でも雛人形を飾る時には少女のころのおままごとの感覚が伴います^^

お雛祭りの折形も、桃色や春のお花を集めた

可愛らしいものがとてもお似合いのような気がします♪

和菓子が入っていた可愛らしい小箱を包んだり、

小さな子の着物柄のような千代紙のポチ包などを作ってみました^^

きな粉包み ~桃の節供に

五節供のうちの一つ、3月3日の桃の節供、ひな祭りに使うきな粉包みです^^

※ 五節供:人日の節供(1月7日)、上巳の節供(3月3日)、端午の節供(5月5日)

七夕の節供(7月7日)、重陽の節供(9月9日)

きな粉は、供物としてお供えした草餅に甘みとして添えられていました。

草餅というと、今はヨモギが一般的ですが、ヨモギが使われたのは江戸時代以降で

古く平安時代は、母子草(七草粥に使う御形)をお餅に練りこんでいたそうです。

どちらの草も、生命力や邪気を払う力があるといわれる野草で

体調を崩しやすい季節の変わり目に、無病息災を願って使われていたということです。

「昔から、季節の変わり目には気が枯れ(けがれ)て

家や人に邪気が入りやすいと考えられていたため、

身心のけがれを流して厄をはらうためにこうした祝いごとをもよおしてきました。

(折形デザイン研究所刊『和のこころを伝える 贈りものの包み方』より)」

草餅は、江戸時代初期になると、

子孫繁栄と長寿の力があると言われている菱の実の粉が使われていたそうです。

菱形になった意味というのはいろいろな説があるようですが

この菱の実の形を模したという説があるそうです。(江戸あじわい図譜参考)

このように、自然の恵みに感謝しながら自然とともに生きていた

昔の人たちの知恵を知ると、とても豊な気持ちになります^^

お正月の準備 ~心を整えて

↑写真上段、雄蝶*雌蝶
(雄雌の違いは上の△の部分が前面に盛り上がっているか(雄)、
凹んでいるか(雌)だけです)
下段左と中央、ポチ包み。右(大小)、木の花包み。

↑右:長柄銚子*左:提子(「包みの記Ⅱより」)
*ひな人形の三人官女が持っているお道具です。

最後の折形教室では、お正月用に

雄蝶(おちょう)雌蝶(めちょう)(伊勢貞丈の包結の図説に従って)

木の花包みとポチ包み(折形デザイン研究所オリジナル)を教えていただきました。

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