熨斗の意味

↑熨斗鮑を束ねたものを包むためのもの。「包結図説再現図集」より。

今では、簡略化されたデザインで印刷されたものが

熨斗袋や贈答品の包み紙の右上に印刷されていますが、

古来、この熨斗(のし)には、乾燥して薄く伸ばした鮑が使われていました。

熨斗鮑(のしあわび)は、

神様の神饌(しんせん)や供物として献上されていたもので

熨斗鮑を贈り物に添える前は、「ナマグサ」と呼ばれる魚や鳥の肉を

吉事のシンボルとして贈っていたそうです。

「熨斗は『贈り主の心の清浄と品物の無害を示すシンボルで、

穢れのないことを示すもの、

海の産物である鮑を空気と陽光に晒して乾かし、

神の領域にかかわる『聖なる贈り物』に変成させたものだ」

— 折形デザイン研究所の『新・包結図説』より—

熨斗というものが、聖なるもののシンボルであることを知ると

印刷されたものではなく、実際に和紙で、

心を込めて折ったものを贈り物に添えてみたくなります^^

純粋に、純粋に、大切な人に感謝の気持ち、真心を贈るために

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です